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第28回動物園前サイエンスカフェ

第28回動物園前サイエンスカフェ
「奈良公園の カワイイそうじ屋さん ふん虫」

話題提供:中村 圭一さん (ならまち糞虫館・館長)
日時:2019年11日(月・振替休日)14時~16時
場所:動物園前1番街イベントスペース



第28回動物園前サイエンスカフェ

-->  ならまち糞虫館 へ
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第27回動物園前サイエンスカフェ 「大坂七墓巡り」

27回

第27回動物園前サイエンスカフェのテーマは「大坂七墓巡り」、話題提供は陸奥賢さんでした。「七墓巡り」は江戸時代に大阪で流行した風習で、近松門左衛門の作品にも、『賀古教信七墓廻』があります。当サイエンスカフェの会場近く、飛田もその七墓の1つで、紀州街道から大坂市中への入り口に当たり、処刑場と墓場がありました。大塩平八郎の死骸もここで張りつけにされ、晒されました。
一般には、墓参りは自分とつながる先祖の墓に参るものですが、七墓巡りは自分とは全く無縁の墓を巡り供養するという不思議な風習です。半ば肝試しでもあり、歌舞音曲をともなうエンターテインメントでもあったらしい。公的な祭事としての記録もなく、七墓が特定の7つの墓場をさすものでもなかった。しかも、大阪は20世紀にはいって急激に周辺郡部を飲み込みながら巨大都市化し、その結果、飛田をはじめ多くの墓場は商業地や宅地になり、その痕跡すら失われてしまいました。陸奥さんは、その失われた墓場をめぐるツアーを「七墓巡り」として復活させ、2011年から毎年お盆に開催しています。そして、なせか年々このツアーへの参加者が増えているそうです。陸奥さん自身は、2011年の東日本大震災で命を失った2万人近い人々への思いと、無縁の死者をお参りする七墓巡りが結びついたのだと言います。
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大坂は冬の陣、夏の陣の壮絶な戦場となり、豊臣家が滅んだ後、江戸幕府の直轄地になりました。大坂は城主のいない都市として、江戸とは異なる町衆による自治が機能するようになりました。陸奥さんはその自治の事例として、町の決まりを定めた町式目の項目数が江戸では50項目しかなかったのに、大坂では500項目もあったことをあげました。式目には例えば、軒下に捨て子があった場合、その屋の住人は養育費の50%、両隣が20%、向いが10%を負担すると書かれていたそうです。また、江戸時代には、人間の死は今よりずっと日常的な光景であったし、大坂の町衆は、よそ者の野垂れ死ににもしばしば遭遇していたであろうと思われます。日々他人の死と向き合わざるを得ず、いずれ自分自身も無縁仏になってゆくことを知る大坂の町衆であったからこそ、七墓巡りという文化を生んだのかもしれません。

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第27回 大坂七墓巡り

第27回動物園前サイエンスカフェ

「大坂七墓巡り」
話題提供: 陸奥 賢さん (観光家・コモンズ・デザイナー・社会実験者)

日 時: 4 13 日(土) 14時~16時
場 所: 動物園前1番街 イベントスペース

最寄り駅: 地下鉄御堂筋線 動物園前、JR新今宮

参加無料・予約不要

27回

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第26回 私たちの知らないクモの暮らし

第26回となった動物園前サイエンスカフェはクモの話でした。子どものときからクモに興味を持ち続けて、クモの研究者となった加村隆英さんにお話しいただきました。日本には蜘蛛学会もあり、300人もの会員が研究活動をしているそうです。

加村

はじめに、クモはその暮らしぶりから、造網、徘徊、地中に潜むの3つに分類されることが紹介されました。造網とは巣を張ることですが、実はクモの巣は、巣ではなく、獲物を捕らえる罠、住処は近くの安全な場所に。強くて弾力性のある糸を使って獲物を魚釣りのように釣り上げるクモもいるそうです。

クモが網を張る手順も決まっているそうで、先ず縦糸を張り、その次に内側から粘着性の無い足場糸を外側にむかって円周状に貼ってゆき、最後に外側から内側に足場糸を外しながら、粘着糸を張ってゆき網を完成させます。粘着糸は糸そのものに粘着があるのではなく、粘着性のある液体を粘球として付着させているとのこと。
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ハエトリグモは、徘徊性のクモで、獲物を捉えるため両眼視できるとても良い目を持っているそうです。ただし、クモには8つ眼があります。トタテグモは地中に棲み、巣の扉の隙間から外を覗いていて、近くを通りかかった獲物を素早く捕らえて巣に引きずり込みます。

クモは風まかせですが、空を飛ぶこともできます。小さい子どものクモは糸を出して風に乗り、長距離を移動することができるそうです。うまく上空まで舞い上がってジェット気流に乗れば、大陸間も移動できるとのこと。

加村さんは、今でもクモの研究はあまり進んでおらず、生活史も分からないものが多いと言われました。その原因は飼育が難しいから。実際にクモの生活史を明らかにするため、30個の卵からクモを育てたけれど最後に大人になったのはたった1匹であったという経験も紹介されました。その時、突然変異で飛べないショウジョウバエを飼育して、それを肉食のクモのえさにしたそうです。

参加者からは、昆虫にくらべてクモは多様性が少ないのではないかという質問。これに対して、加村さんは、私たちがクモと言っているのは狭義のクモであって、ダニも含めると非常に大きな動物のグループを形成していると答えました。

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また、ポスターにあるコガネグモの巣には、なぜジグザクの模様が放射状にあるのかという質問も。これに対して、加村さんはこれは白帯と呼ばれており、餌昆虫の誘引や鳥に対しての警告など諸説あるとのこと。人間の身近に実はたくさんいるクモの暮らしを知ることができて、彼らにちょっと愛着がわいた気にもなりました。さらに、生物進化の不思議も垣間見ることができたサイエンスカフェでした。

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第26回 動物園前サイエンスカフェ 「私たちの知らないクモの暮らし」

参加無料・予約不要

第26回動物園前サイエンスカフェ

クモは私たちの身近にいる生きものです。彼らの暮らしについて知ることを手掛かりに、生物進化から、私たち人間の暮らしや生き方、さらに文明を一緒に考えてみませんんか。皆様の参加をお待ちしております。
    網を張るクモ ― いろいろな形の網
    網を張らないクモ
    地中で生活するクモ
    クモを食べるクモ
    他のクモの獲物を横取りするクモ

話題提供: 加村 隆英さん (追手門学院大学名誉教授)

日時: 1124日(土) 14時~16時
会場: 動物園前1番街イベントスペース(西成区太子1-12)


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会場へのアクセス: 御堂筋線動物園前駅2番出口を出てすぐのアーケードを 200 m
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Author:zoomae
動物園前サイエンスカフェの企画運営をしています。
ご感想など頂けると幸いです。

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