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0316 キャベツも犬も目で見ている

第11回 
「キャベツも犬も目で見ている」 
3月16日 14:00~16:00
話題提供:寺嶋正秀教授(京都大学)



toujitsu.jpg


(クリックすると画像が大きく表示されます)

暖かい日と肌寒い日が代わる代わる訪れる今日この頃。もうすぐ春ですね!

話題提供者の寺島さんは一般人向けのサイエンスカフェは初体験とのこと。
途中の質問に当惑しつつも、非常に面白い話題提供となりました。

「キャベツも犬も目で見ている」ということで、

本題の「見える」ということですが、
「見える」という状態は化学反応によって起こっています。
具体的に言うと、ロドプシンという物質が光を検出しています。

ロドプシンの中にはビタミンAの半身みたいなもの(レチナール)があって、
そこから化学反応が連鎖して起こって、結果として電気が生じ、
脳に情報が送られるという寸法です。
「目に大切なのはビタミンA」というのも納得です。

タイトルに出ている「キャベツも目で見ている」ってにわかには信じがたいですよね。

これはどういうことかというと、
植物の細胞内には葉緑体という光合成をするものがあり、
そいつは光が当たったところへと自分から動くということらしいです。
先生の見せてくれた動画では確かに葉緑体が光に集まっている様子が見られました!

つまり、「光を感知している=見える」という意味で「キャベツも”見ている”」としています。

植物は一個一個の細胞で光を感じるから、
体全体で「見ている」ということになります。
体全体で見るなんて少し気持ち悪いですね。

さてここまで読んで「難しい!!」と思った方にこそ、
ぜひここからお付き合いして頂きたいのです。


やっぱり化学や物理は難しい・・・。
今回は参加者の一人がいい意見を言ってくださいました。

「わからへんことをやる意味がわからん!
いろんなこと知ってるんやったら、もっとわかりやすーせい!」


参加者の側からしたらごもっともな意見(^_^;)
この意見に対して主催者の村井動物園前1番街理事長

「わかりやすいってことは何かを婉曲化したり、短絡的に言ったりして、
情報を正しく発信していないことにつながる。
耳あたりのいい言葉だけやったらあかん!難しいことは難しいもんや。」


とのこと。あー録音しておけばよかった(泣)

「サイエンスカフェ」そのものに関して、
会場の参加者同士の熱い討論が繰り広げられました。

大学でもなく、博物館でもなく、学生相手にでもなく…
「商店街で」サイエンスカフェを行う意義をあらためて考えさせられました。

そんなこんなで賑やかなサイエンスカフェでした。

次回の予定は後日お知らせいたします。
新年度もどうぞよろしくお願いします。
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Tag:当日の様子  Trackback:0 comment:0 

プロフィール

zoomae

Author:zoomae
動物園前サイエンスカフェの企画運営をしています。
ご感想など頂けると幸いです。

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