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『西アフリカ・マリ 精霊と暮らす人々』 たくさんお越しいただきました

7月4日、生憎の雨になりましたが、『西アフリカ・マリ 精霊と暮らす人々』は、会場一杯の20人のみなさんにお越しいただきました。年齢層も幅広く10代から80代まで、学生から現役社会人、シニアまで参加していただけたのも、うれしいことです。世代を超えて1つの話題でコミュニケーションできる貴重な機会になったのではないでしょうか。司会は、大阪大学でスワヒリ語文学や東アフリカの文化などを学んでいる大学院生が担当しました。
あごひげを蓄え、マリで仕立てた鮮やかな色彩のシャツを着て現れた桂悠介さんは、はじめに参加者に、今日のテーマである精霊について、自分自身にとって精霊とはどんなものかと問いかけ。これに参加者は、それぞれ自分のもっている精霊についてのイメージを述べ合いました。その後、桂さん自身がマリの農村で収録した、現地の人々への精霊にについてのインタビューや、精霊を呼ぶ儀式の映像が上映されました。

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マリは人口の90%がイスラム教徒の国です。イスラム教の経典コーランに、アラビア語でジンと呼ばれる精霊たちは神の被造物として明記されているので、イスラム教と精霊の存在との矛盾はないそうです。ただし、精霊の力を信じ、それに頼ってしまうとイスラム教と矛盾してくるので精霊との関わり方は人それぞれのようです。精霊にも家系があり、日本を含め世界各地で発生したどの古代宗教も、とても人間的な神々の世界を語り継いできたことと共通していて大変興味深いです。マリで使われている小学校の教科書も見せていただきました。その中に人間と話をしている精霊の姿が挿絵で描かれていました。草むらは危ないから近寄ってはいけないよ、という記述らしい。

そもそも桂さんがマリの精霊信仰の研究を始めることになったのは、海外青年協力隊員として、野菜づくりの農業指導をするためにマリの農村へ滞在したことがきっかけ。サイエンスカフェの後半は、マリの人々の暮らしについて紹介されました。

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粘土で作られた家を示す桂さん。粘土の家は、雨季には結構雨が降って削れるので、毎年粘土を足して修復するとのこと。マリの人々はしょっちゅうお茶「テ」を飲む習慣があり、桂さんはサイエンスカフェ参加者のために、その「テ」を用意してくれました。砂糖がたくさん入って、とても甘くて渋いものでした。ちなみに、マリではお茶は栽培されていないので、「テ」をつくるための茶葉は中国産。マリの人々に日本風にお茶を入れて振る舞うと、おいしいと言ってくれるそうです。また、主食であるヒエをペースト状にしたものは、粘り気があっておいしいそうです。フランス文化の影響で、小麦のパンも食べられているとのこと。

参加者からは、イスラム文化から、農村のトイレ事情までさまざまの質問や意見が出されました。たった2時間のサイエンスカフェでも、ちょっとだけ世界観が広がったかも。
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Tag:当日の様子  Trackback:0 comment:0 

第16回動物園前サイエンスカフェ

第16回動物園前サイエンスカフェ『西アフリカ・マリ 精霊と暮らす人々』は、7月4日(土)14時から開催です。皆様のお越しをお待ちしております。

Tag:イベント予定  Trackback:0 comment:0 

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Author:zoomae
動物園前サイエンスカフェの企画運営をしています。
ご感想など頂けると幸いです。

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