1月9日、第18回動物園前サイエンスカフェにお越しください
1月9日、第18回動物園前サイエンスカフェは、インドネシアの大規模森林火災を取り上げます。

写真:メルボルン動物園提供
インドネシアの森林火災は、輸出目的で栽培されている油やしプランテーションの違法な拡張のため、人為的に放たれた火によるものです。火は森を消失させるだけでなく、森の地表に堆積した厚さ15メートルにも達する泥炭層にもおよび、膨大な二酸化炭素と有害物質を放出しています。21世紀最大の環境犯罪とも言われています(Nature, 527, 5 November, 2015)。
オランウータンは、ヒト科のサルで、チンパンジーや私たちの親戚です。森林火災のスマトラ島とボルネオ島だけに暮らしています。20世紀初頭には23万人いたとされていますが、現在はわずかに5万人。絶滅の危機に直面しています。オランウータンが棲むインドネシアの熱帯雨林は、地球上で最もたくさんの動植物が棲息する豊かな生態系です。人間の手によって消し去られてしまおうとしている森は、まさに私たち人間の未来を暗示しているのではないでしょうか。
2016年の年初め、動物園前で、地球と私たちの未来を一緒に考えましょう。

写真:メルボルン動物園提供
インドネシアの森林火災は、輸出目的で栽培されている油やしプランテーションの違法な拡張のため、人為的に放たれた火によるものです。火は森を消失させるだけでなく、森の地表に堆積した厚さ15メートルにも達する泥炭層にもおよび、膨大な二酸化炭素と有害物質を放出しています。21世紀最大の環境犯罪とも言われています(Nature, 527, 5 November, 2015)。
オランウータンは、ヒト科のサルで、チンパンジーや私たちの親戚です。森林火災のスマトラ島とボルネオ島だけに暮らしています。20世紀初頭には23万人いたとされていますが、現在はわずかに5万人。絶滅の危機に直面しています。オランウータンが棲むインドネシアの熱帯雨林は、地球上で最もたくさんの動植物が棲息する豊かな生態系です。人間の手によって消し去られてしまおうとしている森は、まさに私たち人間の未来を暗示しているのではないでしょうか。
2016年の年初め、動物園前で、地球と私たちの未来を一緒に考えましょう。
スポンサーサイト